【Windows11】複合機(コピー機)でスキャンしたらエラーになる場合の対処方法!

スキャンができなくて、お困りではありませんか?

 

複合機(コピー機)から、パソコンにスキャンをした際に、エラーになってしまうことがあります。

 

本記事では、対処・解決方法を解説しています。

 

 

宛先を確認する

宛先が誤っていないかを確認します。

 

複合機には、スキャンデータの送り先となる「パソコンへの住所」が登録されています。たとえば「IPアドレス」または「ホスト名」がそれになります。

ここでは、例として送信先パソコンの「ホスト名」および「IPアドレス」の確認方法をご紹介します。

 

 

ホスト名の確認方法


スタートメニュー横にある検索欄に「cmd」と入力します。
「コマンドプロンプト」が検索されますので、クリックして起動します。

コマンドプロンプト起動方法 windows11

 


「ipconfig /all」と入力し、Enterボタンを押します。
すると「ホスト名」が表示されます。

ipconfig all

 

③ 必要に応じて、コピー機の宛先を修正して、改めてスキャンテストを実施します。

 

IPアドレスの確認方法


スタートメニュー横にある検索欄に「cmd」と入力します。
「コマンドプロンプト」が検索されますので、クリックして起動します。

コマンドプロンプト起動方法 windows11

 

② 「ipconfig」と入力し、「Enter」キーを押します。

windows11_ipconfig

 

③ 「IPv4 アドレス」が表示されます。

 

④ 必要に応じて、コピー機の宛先を修正して、改めてスキャンテストを実施します。

 

ユーザ名・パスワードを再確認する

複合機に設定されている、「ユーザ名」「パスワード」が間違っていないかを確認します。

 

SMB方式でスキャンをする場合、複合機からパソコンにアクセスするための「ユーザーID」および「パスワード」が設定されています。

これは、パソコンでログインしているものと、同じ情報が登録されている必要があります。

 

ここでは、パソコンの「ユーザー名」を確認する方法をご紹介します。

 



スタートメニュー横にある検索欄に「cmd」と入力します。
「コマンドプロンプト」が検索されますので、クリックして起動します。

コマンドプロンプト起動方法 windows11

 


「set user」と入力します。
「USERNAME」にユーザー名が表示されます。

 

スキャン設定を再確認する

スキャンフォルダーの設定に、間違いがないかを確認します。

 

フォルダにアクセス権限を付与する

① スキャンフォルダを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

Windows11_フォルダのプロパティ

 


「共有」タブをクリックします。
「詳細な共有」ボタンをクリックします。

共有→詳細な共有

 


「このフォルダーを共有する」のチェックを入れます。
「アクセス許可」ボタンをクリックします。

このフォルダーを共有する

 


対象のグループ名またはユーザーを選択します。今回は「Everyone」を選択します。
「フルコントロール」もしくは「変更」の項目に許可のチェックを入れます。
「OK」ボタンをクリックします。

フォルダのアクセス許可

 

アクセスを許可するユーザーを設定する

スキャンフォルダに対して、アクセスを許可するホスト名・ユーザー名を付与します。

 



「セキュリティ」タブをクリックします。
「編集」ボタンをクリックします。

スキャンセキュリティ

 


「追加」ボタンをクリックします。

 


「選択するオブジェクト名を入力してください」欄に「ホスト名\ユーザー名」を入力します。
「OK」ボタンをクリックします。

ユーザーまたはグループの選択

 


「フルコントロール」もしくは「変更」にチェックを入れます。
「Ok」ボタンをクリックします。

フォルダアクセス権フルコントロール・変更

 

⑤ 改めてスキャンのテストを行ってみましょう。

 

ネットワーク種別を確認する

適正なネットワーク種別が、選ばれていない可能性があります。

 

ネットワークの種類には「パブリック」と「プライベート」があります。パブリックは、公共施設やカフェなどの「公衆の場」のネットワークが適しています。一方プライベートは、会社や家庭内が適しています。

 

パブリックの方がセキュリティレベルが高ため、これがスキャンできない原因になっていることがあります。

 


① 「スタート」メニューをクリックします。

windows11_スタートメニュー

 

② 「設定」ボタンをクリックします。

windows11_設定

 


「ネットワークとインターネット」をクリックします。
「プロパティ」をクリックします

windows11_ネットワークとインターネット

 

④ 「プライベートネットワーク」を選択します。

プライベートネットワーク

 

⑤ スキャナーテストを行い、エラーにならないか確認します。

 

SMB1.0を有効にする

SMB1.0を使える設定になっているか確認します。

 

SMB(Server Message Block)とは、ファイルやプリンターを共有するためのプロトコルです。複合機とパソコンの間で、データの受け渡しを行うため、SMBが使われることが多いです。

 

SMBには、「SMB1.0」「SMB2.0」「SMB3.0」といった具合にバージョンが存在します。Windows11では、「SMB1.0」が無効になっているため、ファイルの転送が行われないケースがあります。

 

ここでは、「SMB1.0」を有効にする方法を解説します。

 



スタートメニュー横にある、検索窓に「windowsの」と入力します。
「Windowsの機能の有効化または無効化」がヒットしますので、クリックします。

windowsの機能の有効化または無効化

 


「SMB1.0/CIFS ファイル共有サポート」の「+」ボタンをクリックし、展開します。
「SMB1.0/CIFS クライアント」「SMB1.0/CIFS サーバー」「SMB1.0/CIFS 自動削除」にチェックを入れます。
「OK」ボタンをクリックします。

SMB1.0の有効化

 

③ パソコンを再起動し、再度スキャナができるかをテストします。

 

セキュリティソフトをオフにする

セキュリティソフトが原因になっている場合があります。

 

セキュリティソフトとは、パソコン内にウィルスがいないかをチェックするソフトウェアです。たとえば「ウィルスバスター」や「McAfee」・「ESET」などがあります。

 

以下の手順で、ウィルスソフトをオフにして、原因になっていないかを切り分けます。※今回はESETを例に解説します。

 


① 画面右下の、「ESET」アイコンを右クリックします。

 

② 「保護を一時停止」をクリックします。

ESET保護を一時停止

 

③ 「ウィルス・スパイウェア対策を無効にしますか?」とのポップアップが表示されるので、「適応」ボタンをクリックします。

ウィルス・スパイウェア対策を無効にしますか?

 

④ この状態で、スキャンテストを行います。もし、問題なくスキャンができるようであれば、ウィルスソフトやファイヤーウォールが原因となっている可能性があります。

 

ネットワークに不具合がないか確認する

ネットワークに不具合があると、スキャナーを使うことはできませんので、チェックします。

 

以下の方法で、「通信チェック」をしてみましょう。※例:パソコンのIPアドレス(192.168.0.10)、複合機のIPアドレス(192.168.0.200)と過程します。

 



スタートメニュー横にある検索欄に「cmd」と入力します。
「コマンドプロンプト」が検索されますので、クリックして起動します。

Windows11のコマンドプロンプト起動

 


「ping 192.168..0.200」(複合機のIPアドレス)を入力します。
「要求がタイムアウトしました」と表示される場合は、複合機とパソコンの通信ができていません。

コマンドプロンプト_Ping疎通確認

 

③ 通信が確立されている場合は、「・・・からの応答: バイト数=32 時間 =2ms TTL=64」という表示になります。

 

④ 通信が確立されていない場合は、LANケーブル・スイッチハブ・ルーター機器などの不具合が考えられます。LANケーブルの抜き差しや、パソコン・複合機の電源の入れなおしを行ってみましょう。