
Officeには「サポート期限」が設けられています。期限が切れたまま使っていると、情報漏洩などのセキュリティリスクが上がってしまいます。
問題が起きる前に、サポート期限について確認しておきましょう。
本記事でわかること
・ 期限が切れるとどうなるの?
・ サポート期限ってなに?いつまで
買い切り版とサブスクリプションの違い
サポート期限切れの対象となるのは「買い切り版」となります。
買い切り版とは
買い切り版とは、一度購入したあとは追加料金なしで使うことができる製品です。たとえばOffice2013・2016・2019・2021・2024などがあります。
買い切り版の特徴は、
・ 購入時の機能がアップデートされることはない。
・ サポート期限が5年~6年
一度買ってしまえば、5年くらいは使うことができますが、機能がアップデートされない点やサポート期限が限られているのはデメリットとなります。
サブスクリプション版とは
サブスクリプション版とは、定額制で利用できるOffice製品のことです。Microsoft 365が該当します。
サブスクリプション版の特徴は、
・ 常に最新の機能を使うことができる。
・ いくつかのデバイスで利用することができる。
・ ONEDRIVEなどの、クラウドサービスを利用することができる。
定額で支払う代わりに、常に最新の機能を使うことができます。また複数デバイスで使うことができますので、モバイルやPCなど持っている方にもメリットは大きいです。
サポートってなに?
日頃、あまり気にせずに使っていますが、このサポートのおかげで安心して使うことができます。

サポートには「メインストリームサポート」と「延長サポート」の2種類が存在し、それぞれの役割は以下の通りです。
| 名称 | 役割 | |
| ① | メインストリームサポート | 新機能の追加、仕様変更、セキュリティ更新プログラムを受けることができる |
| ② | 延長サポート | セキュリティ更新プログラムを受けることができる。 |
製品がリリースされた後は、「メインストリームサポート期間」に入り、その後は「延長サポート期間」に移行します。
サポート期限が切れるとどうなるの?
ずっと使えてお得な感じがしますが、実は「サポート期限」が決められています。このサポート期限が切れてしまうと、「セキュリティに関するリスク」が一気に高まってしまいます。

もし無視して使い続けてしまうと、以下のようなリスクが発生します。
セキュリティリスクが高くなる
定期的な更新が行われなくなり、セキュリティホール(ソフトウェアの弱点)が放置され、ウイルスやマルウェアの攻撃に対して脆弱になります。情報漏洩などのリスクが高くなります。
サポート情報を入手にしくくなる
トラブル・機能などの情報が更新されなくなるため、イレギュラーな事態が起きた時に対処が難しくなります。
機能の不一致
最新版Officeで作られたデータとの互換性が、取れなくなることがあります。それにより満足なデータ共有ができなくなる場合があります。
アプリ自体は、期限を過ぎても使うことはできますが、潜在的なリスクは間違いなく高くなりますので、注意が必要となります。
サポート期限はいつまで?
↓製品のバージョンごとに記載します。
| バージョン | メインストリームサポート期限 | 延長サポート期限 | |
| ① | Office 2013 | 2018/4/10 | 2023/4/11 |
| ② | Office 2016 | 2020/10/13 | 2025/10/14 |
| ③ | Office 2019 | 2023/10/10 | 2025/10/14 |
| ④ | Office 2021 | 2026/10/13 | なし |
| ⑤ | Office 2024 | 2029/10/1 | なし |
「延長サポートがは切れている」製品を使っていないか確認しておきましょう。
Office2021と2024は、延長サポートがありません。Office2021は、「2026年10月13日」、Office2024は「2029年10月1日」をもってセキュリティ更新プログラムは配信されなくなります。

どのように対応するべき? Office2024も検討
ローカル環境で使う場合
まずローカル環境で使うというのは、ネットワークから完全に遮断して使う事です。 ネットワークから外れていますので、セキュリティは上がりますが、利便性が落ちてしまいます。
買い替える場合
買い替える場合は「買い切り版」か「サブスクリプション版」になります。
買い切り版について
買い切り版は上記で挙げた通り、いずれサポート期限を迎えますので、Office2021を買ったとしても割高になる可能性があります。また、Office2024がリリースされていますので、そちらを選択するという手段もあります。
サブスクリプション版について
やはり時代の流れは「サブスクリプション版」となっています。月額もしくは年額となりますが、常に最新のアプリが使えますし、サポート期限を考える必要もありませんので、おすすめです。
Office製品の確認方法
①
1.Excelを起動します。※Wordなどでも大丈夫です。
2.「ファイル」タブをクリックします。

② 「アカウント」をクリックします。

③ 製品名が表示されますので、確認します。
↓左は買い切り版、右はサブスクリプション版の表示例です。
